冬になると増える坐骨神経痛。

そもそも坐骨神経痛というものは、
腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、腰椎すべり症、梨状筋症候群、仙腸関節炎などによって、お尻から足の後ろ側にかけての痛みやしびれ、麻痺が起こる症状のことを言います。

つまり、坐骨神経に症状がでている状態を「坐骨神経痛」という総称で呼んでます。だから病名ではないし、頭痛とか腰痛とたいして変わりません。

「私、坐骨神経痛なんです。」

と言われても、「頭痛いんです」って言われてるのと同じ感覚なんです。

だからなぜ坐骨神経痛がでてるのかっていうのがポイントで、

そのテストをしてやれば何が原因で坐骨神経痛なのかはわかります。

原因に対して適切に縮んでいる筋肉などにアプローチしてやると症状は改善してきます。

それでも治らない人はマッサージしようが電気あてようが、鍼しようが治りません。

いつまでも治らないでだらだら病院や治療院に通い続けるのはお金も時間ももったいないです。

じゃあどうすればいいの?

坐骨神経痛が治らない人の特徴として、股関節がくっついてしまってます。

だから股関節の癒着を外してやればいいです。

これができてないからいつまでたっても股関節の動きが悪く治りきりません。

遠方の人なら近くの治療院でやってもらってください。してくれない人はやり方を知らないか、早く治す気ありません。

もしいま坐骨神経痛で困っている人がいれば、

両足の股関節を大きく回してください。

どちらか明らかに動きにくいはずです。

股関節は滑液(オイルと思ってください)によってなめらかに股関節を動かすことができます

そのため股関節にはもともと隙間(あそび)があるので、その隙間がなくなると滑液の量が減ります。

だから回しにくくなるので、骨盤が歪んできます。

骨盤が歪むと筋肉や靭帯に負担がかかり緊張が強くなり、坐骨神経痛が生じます。

だから股関節の癒着をはずして、滑液を増やしてあげると股関節がしっかり動き、周囲の筋肉や靭帯の緊張がなくなります。

坐骨神経痛の治療でやってなかった先生方は一度試してみてください。

症状はすぐ改善するので、改善しなかったらはがせてません。

坐骨神経痛の人は冷えると症状が悪化するので、冷やさないように気をつけてくださいね。

 

京都市山科区|永松鍼灸整体院