昨日は全国高校サッカー選手権大会の決勝でした。

流経大柏 vs 青森山田の試合は展開もおもしろくて日本代表戦よりも見応えがありました。
Jリーグ入りが決まっている選手も数人いて、空中戦なんかは高校生にしてはかなりレベル高かったですね。個人的には青森のチリ人(11番?)の選手のドリブルが好きです。

自分も12年前は同じ舞台を目指していたのですが、京都予選で敗れました。あの頃のレベルと比較すると今の高校生はレベル高いです。やはり科学的な進歩や、ユーチューブなどのインターネットで誰でも簡単に海外のプレーが観れるというのは大きいですね。自分の子供の頃は同じマラドーナのVHSを何度もみてましたし、高校でもやべっちFCくらいしか見るものなかったので今の子は小さい頃から世界のトッププレーを観れるので環境としては最高ですね。今の知識を高校生に戻ってやりなおしてみたいです(笑)

高校サッカーの環境は大きく変わってきましたが、中でも身体のコンディショニングをするトレーナーの役割はとても大きく成長しているのではないかなと思います。フィジカルコンディションをあげるためのトレーニングの質の向上や、適切な栄養管理など、怪我のしにくい身体をつくってくれるトレーナーが強い高校には必ずと言って良いほど存在します。だけど、有能なトレーナーがいる高校とそうではない高校だと、3年間の成長度は雲泥の差なので、高校サッカーにも格差社会がより大きくなってきているのが現状かなと思われます。

だからこそ、監督やコーチが戦術のことばかりではなく、身体のことに向き合うことでチームを底上げできますね。今は誰でもある程度の知識を得ようと思えば得ることのできる世の中ですから。流経大柏なんかはデータ班が何人もいるので、その点は高校生にしてはレベルの高いコンディショニングがおこなえてるはずです。この先もピッチ外の分野がどんどん進化することでピッチ内のパフォーマンスが上がると思います。何をしていいかわからない指導者の方はまず選手の走行距離や位置などの基本的なデータをとることからはじめてください。それを継続することでかなりの情報量を得ることができますのでおすすめです。

以上、とにかくまた久しぶりにサッカーをしたいと思える試合でした!