ぎっくり腰とは?
急性腰痛症のことで俗称として”ぎっくり腰”と呼ばれています。前かがみや前かがみで物を持つことなどの動作(例えば、顔を洗うときや靴を履くときなど)や腰の急な捻転によって起こる急性腰痛のことで、周囲の筋肉や靭帯の損傷、筋膜性炎症などの症状を言います。急激に痛みが発生し、症状の重いものだと歩くのも困難になるので欧米ではその病態から”魔女の一撃”とも呼ばれています。
ぎっくり腰になる原因とは?
急に発生するのでそのときの行動が原因だと思いがちですが、それは痛みが生じたきっかけにすぎません。これまでの姿勢不良や筋疲労の蓄積、外的な環境要因などのいくつもの要因が重なって起きます。普段からの生活習慣がとても重要になるので、1度ギックリ腰になった人は再発防止のために生活習慣を見直す必要があります。
ぎっくり腰になった時の対処法
まずは、腰に負担がかからないような楽な姿勢をとります。膝を軽く曲げる、横向けになる、クッションを利用するなどとにかく楽な姿勢を探してください。次に、痛みの部位を触り他のところより熱がある場合はすぐに冷やしてできるだけ安静にしてください(凍傷には十分に注意すること)。注意点として、患部へのマッサージは炎症をより悪化させる原因となりますので強く揉んだりすることは決してしないようにしてください。
ぎっくり腰の治療
まず腰痛の原因を分析し、他の腰痛疾患を除外するための検査をおこないます。当院では基本的には手技にくわえ、即効性がある鍼パルス治療を用います。ギックリ腰ズレてしまった関節を正しい位置に戻すことにより早期改善をおこなうことが可能です。基本的に安静にしていれば1ヶ月以内に改善しますが、仕事などどうしても身体を休めることのできない状況の方や早く苦しい痛みから解放されたい方は当院へお越しください。鍼が苦手な方は手技のみでもおこないますのであらかじめお伝えください。
ぎっくり腰の再発予防
一度ぎっくり腰になってしまった人の1年以内の再発率は約25%といわれています。ギックリ腰でもっとも重要なのは再発予防ケアです。ぎっくり腰になりやすい方は腰椎が後弯している特徴があります。これは長時間のデスクワークや車の運転、柔らかいソファでの姿勢不良などで徐々に骨が変形してきます。長年、腰痛を繰り返しているという人は少しずつ変形してきているはずです。当院では再発防止のために骨盤矯正や腰椎の矯正をおこないぎっくり腰が再発しにくい身体へと調整していきます。
施術のながれ
- 問診
ご指定の訪問先にて、病歴、症状、治療履歴、現在までの状況などをお伺いします。
- バイタル検査
バイタル(血圧、体温、脈拍)の測定をします。あなたの基本的なお体の状態を把握するために行います。毎日測定している方は、記録をご持参ください。
- 機能性検査
機能性検査では、あなたの症状と姿勢が関節のゆがみとどのような関係性があるかについて、整形外科検査法を活用した科学的な手法で調べます。バイタルや姿勢測定、関節の角度の測定といった「客観的な指標」だけでなく、目で見て手で触れる「感覚的な指標」とを統合して検査を行います。
- 施術
お身体の状態に合わせたオリジナルメニューで施術をおこないます。お身体の負担が少ない優しい施術でおこないます。
- アフターフォロー
今後の施術ペースや、自宅でできるセルフケア方法などをお伝えします。そのほかご質問などございましたら気軽にお伝えください。
料金について

(往診をご希望の場合は別途往診料をいただきます)
※鍼が苦手な方は整体手技でおこないます
- 急に動けなくなって困っている
- よくギックリ腰を繰り返す
- 腰を曲げると腰が抜けそうになる
- 腰が痛くて真っ直ぐ立てない
- 腰が痛くて歩くことができない
- できるだけ早く改善したい
- 滞在先でぎっくり腰になってしまった
- Q必要なものはありますか?
- Qホテルやオフィスなどへの出張も可能ですか?
- Q出張往診はどこまで可能ですか?